【ローテ】チーム戦使用構築〜メガバンギラス
こんにちは。ゆうちゃまです。ORAS最後になると思われるローテチーム戦に先鋒ジオット、中将ゆうちゃま、大将TaGeで参加してきました。
個人2-1 チーム2-1という成績で予選1位抜けをし、決勝トーナメントでは個人1-1で準優勝でした。
◼︎構築について
ORAS最後のシーズン17は総合レートをやることを決めていたため既存の構築をベースに試合をしてました。勝てることには勝てるのですが、公開している構築のため構築バレを防ぐために新しい構築を組むことにしました。
僕はローテは基本的にメガ枠が必須と考えています。なのでメガ枠から構築を組み始めることにしました。そして普通のポケモンを使ってもプレイングで負けてしまうと思い、あまり使われてないポケモンでポテンシャルの高そうなポケモンを使うことに決めました。
そこで注目したのがバンギラスです。XYでは見たもののORASではほとんど見なくなってしまいました。りゅうまい型がメジャーだと思うのですが、ローテのメジャーのメガ枠(ガルーラ、ボーマンダ、クチート)がすべて物理型なため『のろい』にすれば全抜きも可能なのでは?と考えました。ただ、構築段階でのろい→トリックルームの並びが見えると相手になにをやりたいのかバレてしまうので、できるだけ分からないように最善の注意を払いました。
以下が使用構築になります。
◼︎使用構築
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | もちもの |
---|---|---|---|---|---|
ステータス | 特性 | ||||
備考 | |||||
バンギラス | いわなだれ | かみくだく | じしん | のろい | バンギラスナイト |
いじっぱりHbA | すなおこし | ||||
ようきガブリアスの地震耐え残りa | |||||
ガブリアス | ドラゴンクロー | じしん | みがわり | つるぎのまい | いのちのたま |
ようきAS | さめはだ | ||||
asぶっぱ | |||||
ウォッシュロトム | 10まんボルト | ハイドロポンプ | ひかりのかべ | リフレクター | オボンのみ |
おくびょうHS | ふゆう | ||||
hsぶっぱ | |||||
ヒードラン | だいもんじ | ラスターカノン | めざめるパワーこおり | ちょうはつ | ふうせん |
おくびょうCS | もらいび | ||||
csぶっぱ | |||||
ゲンガー | シャドーボール | ヘドロばくだん | みちづれ | トリックルーム | きあいのタスキ |
おくびょうCS | ふゆう | ||||
csぶっぱ | |||||
ニンフィア | ハイパーボイス | あくび | まもる | ねがいごと | たべのこし |
ずぶといHB | フェアリースキン | ||||
hbぶっぱ |
◼︎個別解説
このパーティーの主軸のメガ枠。のろいを積む以上クチートには強く出たかったのでじしんを採用し、あとの2ウェポンは迷いましたが、のろいを積むことによりガルーラ、ボーマンダの攻撃が受かると考えていたため一致技のいわなだれとかみくだくを選択しました。
れいとうパンチやけたぐりが欲しい場面ももちろんありましたが、どのポケモンも大体6〜8割くらい削れるので削る意識を持てば不便に感じることは無かったです。ただ、のろいを積むことが前提になるためのろいが積めなかったときは火力不足となるので、技構成をもう少し吟味しても良かったかもしれません。
いじっぱりでの採用なのですが、トリックルームアタッカーに対して上からのろいを積みたかったのでいじっぱりにしましたが、計算してみるといじっぱりだと呪い1積みでクチートの下を取れないのでゆうかんにするべきです。(メガバンギラスではなくバンギラスで計算していたためこうなってしまいました。)
選出率3/4
ローテには欠かせないガブリアス枠での採用です。バンガブの並びを見せることによってひょいひょいするかもしれないということを相手に考えさせることができます。実際すながくれも考えましたが、ガルーラに少しでも隙を見せないためにさめはだを選択しました。
技構成ですが、ドラゴンクロー、じしん、つるぎのまいは確定だと思っています。最後の技ですが岩技、かわらわりなど他の技も選択肢に入りますが、キノガッサが重かったためみがわりを選択しました。後述するねがいごととも相性がいいですね。
選出率3/4
浮いている、マリルリに薄くないこの2点を満たせる壁要因を探していたらこのポケモンに行き着きました。のろいを安全に積むために壁は必須だと思っていたので使用しましたが、ジャローダ、キノガッサなどの草タイプが多く、思ったより選出する場面は少なかったです。
選出率1/4
この構築のバンギラスはクチートに弱くはないですが、決して強いわけではないためクチートに強い枠として採用しました。相手のガブリアスなどの地面技で一撃で死ぬのが嫌だったため、ふうせんを持たせ行動保証を持たせました。一致技のだいもんじ、ラスターカノンに加え、ガブリアスやボーマンダを削れるめざめるパワーこおりまでは確定としました。最後の枠は害悪や積み技に対して誤魔化しのきくちょうはつを持たせました。
よく採用されているげんしのちからはファイアローに薄い構築ではなかったので切りました。
僕自身ローテであまりヒードランを使ったことは無かったのですが、普通に強かったです。
選出率2/4
・ゲンガー
トリックルームをあまり警戒させずトリックルームを貼れる、そして格闘の一貫を切れるポケモンとしての採用です。最近、なぜかトリックルームゲンガーがローテで流行り少しは警戒されると思いますがのろい→トリックルームが一目でわかる人は少ないと考えました。
採用理由のトリックルームに加え、一致技のシャドーボール、ヘドロばくだんそして最後にみちづれを選択しました。
砂と襷は相性が悪いのですが、ゲンガーは4体目の選出が多かったのでそこまで気にはなりませんでした。
選出率4/4
僕がローテで愛用している個体です。ドラゴンの一貫を切れてあくびやねがいごとでバンギラスのサポートをするポケモンです。瞑想を切った理由ですが、この構築ではニンフィアで詰めることは考えていなかったためです。ローテのあくびは久しぶりに使いましたが、相手の行動を制限することができかなり強かったです。
選出率3/4
◼︎ローテチーム戦をして思ったこと
予選でキノガッサに2回当たり、申し訳程度にしか対策をしていなかったので、かなり窮屈な立ち回りになってしまいました。ロトムの枠を変えるなどもう少しキノガッサに厚くてもいいと思いました。
メガバンギラスは刺さっているときはかなり強いのですが、呪いで詰めることはあまりさせてもらえなかったので机上論のようにいかず難しかったです。明らかに選出できない時もあり、これが流行らない理由なんだなと思い知らされました。
否定的な意見が多く目立ちますが、成績は決して悪いものではなかったので、1発勝負のこの大会であまり見慣れないポケモンを選択して正解だったと思います。
◼︎総括
個人3-2という微妙な成績でしたが楽しかったです。
SMではトリプル、ローテなくなったらしいですが、来期もポケモンやるつもりなのでよろしくお願いします。