S10スぺレ
はじめに
スぺレ勢全人類待ち望んだ逆さダブルが来たので、1シーズン振りに真剣に考察してみることにしました。
構築経緯
シーズン序盤はガルーラを使うことを決めていましたが、初めからジャラランガを使いたくありませんでした。
初めに注目した並びはで、猫+積みが単純に強いと思ったからです。
特にアローラペルシアンはガルーラに強い猫だまし持ちでタイプ一致イカサマも強いと思いました。
次に追い風枠を考えました。やも考えましたが、エスパー耐性や範囲の広い毒打点のあるを採用しました。
フィールド枠およびZ枠から威嚇枠でを採用しました。
この2体はダブルで強いので逆さになっても強いだろうと安易な考えで決めました。
残りの一枠はまだカプ・テテフや雨が重いと感じたのでを採用しました。
最初の並びはこの6体になりました。
このパーティで初日序盤元気マンに成功し、また最速1700も達成しました。
この段階でパーティの見直しを行うことにしました。
・テラキオンの火力が絶妙に足りなく、あまり選出できなかったこと。
・自分でイカサマの魅力に気づいていたのにも関わらず、イカサマが刺さっており悪タイプが倒せないことに気づきました。
安易な考えですが、をに変更しました。
変更したものの考察の進んだパーティが増えあまり勝てなくなってしまいました。
ここで増えてきた並びが
+追い風枠
or
のようなジャラランガを上手いこと通す構築が増えてきました。これらのパーティに対し、せっかく追い風を貼ってもジャラランガにパーティを崩壊されたり、そもそも追い風をはれなかったりしました。
これ以上この構築で上位を目指せないと判断し、前々から考えていたスイッチトリルにすることにしました。
トリル要因としてトリルアタッカーとしてを採用しました。
ポリ2は挑発・吠える以外で安定してトリルを貼ることができ、オニシズクモは水Zの制圧力とワイドガードを含めジャラランガに強い枠として採用しました。
最終的にこの6体に落ち着きました。結論としてジャラランガを使わなかった理由は2つあります。
1つ目はパーティにZ技を他に割けなくなってしまうことです。ルール上他のポケモンに使うことはできますが、ジャラランガはほぼ選出できるようなパーティを組むため結果的に他のポケモンにZを使うことができません。
2つ目は一撃で倒しきるZ技ではないことです。ほとんどのポケモンが確定2、3発となってしまい返しの攻撃で疲弊することが多いと考えました。
ただ、ジャラランガには無限の勝ち筋があるため処理手段は多めに用意しました。
パーティ紹介
個別紹介
ガルーラ
性格 いじっぱり
実数値 185-189-121-×-150-123
特性 せいしんりょく/おやこあい
持ち物 ガルーラナイト
技 やつあたり ふいうち グロウパンチ 守る
いわゆるADガルーラ。特殊環境だと思ったのとガルーラを大事にしたかったので、守れるガルーラを使いました。特に言うことはないですが、無難に強かったです。再戦なので遅いガルーラってバレるときつかったりしました。
性格 ようき
実数値 168-80-80-×-93-180
特性 ファーコート
持ち物 マゴのみ
技 イカサマ ねこだまし まもる ちょうはつ
少しdに回すことで特殊を1発耐えれるようにしました。(ジャラランガなど)ねこだましサポートによるゲームプランとトリックルームなどを止める挑発のお陰でかなり偉いポケモンでした。一致イカサマの火力もそこそこあり、強かったです。
カプ・コケコ
性格 おくびょう
実数値 145-×-105-147-96-200
特性 エレキメーカー
持ち物 こだわりスカーフ
技 しぜんのちから くさむすび ボルトチェンジ マジカルシャイン
Z技後のジャラランガを上から倒せるようにスカーフを持たせました。最速の理由は天候エースをワンチャン抜いてる可能性があることと追い風ジャラランガと最悪同速ゲーを仕掛けれることからです。バレても強いスカーフ枠でしぜんのちからのお陰でふいうちをすかせることから逆にボルトチェンジで後ろのポケモンに繋げることも優秀でした。
性格 いじっぱり
実数値 165-216-110-×-101-143
特性 いかく
持ち物 とつげきチョッキ
技 はたきおとす じしん がんせきふうじ とんぼがえり
威嚇枠で雨ストッパーです。いつものダブルと違って横のポケモンが浮いてないのでじしんを押しにくいのとガルーラのグロウパンチの餌になってしまうので丁寧に扱う必要がありました。
ポリゴン2
性格 れいせい
実数値 191-×-139-143-115-72
特性 トレース
持ち物 しんかのきせき
技 サイドチェンジ トライアタック イカサマ トリックルーム
流用個体なので調整意図はないです。言い訳をするとクッションとして出すことが多く被弾数も多いため調整位置が見つからなかったです。イカサマがあることでガルーラのグロウパンチ、カビゴンのはらだいこを牽制できるのは偉かったです。サイドチェンジを覚えていますが、不利対面のみ打つように心がけていました。普通は2体攻撃できた方が強いですからね。
また、耐性環境ではなく特性環境でもあったためトレースは強かったです。1/2で防音をトレースすればそのまま勝ちにつながることもありました。
性格 ゆうかん
実数値 175-134-113-×-152-42
特性 すいほう
持ち物 ミズZ
技 アクアブレイク まもる きゅうけつ ワイドガード
Z後のジャラランガを下から倒せるポケモンとしての採用です。等倍以上の水Zを受かるポケモンがあまりいなく、水の一貫があるルールだったので守らなければほとんど一体持っていけるのでかなり強かったです。
ワイドガードで横のポケモンをスケイルノイズから守ることもでき選出率も高かったです。
まとめ
選出はパーティー単位で考えたり、再戦で変えたりしてたのでほとんど決めてたので割愛します。
このルールは序盤から1位をキープできたり、ある程度1800帯をキープできたので今までのスペレの中でも得意なルールだったと思います。
ただ1700や1800で止める人が多くいたためかなりの勝率を出さないと1850以上に行くことが厳しかったです。
最高1859最終1848で3位を取れたことはとても嬉しかったのでまた機会があればスペレをやりたいですね。